なぜ日本にカジノが必要か

カジノ法案の背景

なぜカジノ法案(IR法)を推進する必要があるか、ですが、日本の経済の立て直しが背景にあります。

日本は観光産業に力を入れています。
2020年の東京オリンピックではかなりの経済効果が期待できますが、オリンピック後も永続的に経済が潤う施策を考えています。

オリンピックでもそうですが、外国人観光客による経済効果を狙っています。
最近は着地型観光(目的の観光地だけではなく、その周辺も観光する)に力を入れているので、カジノを海外からの観光客を呼ぶ目玉にして統合リゾート全体で経済効果をあげていこうということです。

実際、シンガポールではIRによる経済効果はとても大きく、日本にとって成功のモデルとなっています。

過去のデータでは、オリンピック開催国の経済はオリンピック終了後に減衰しています。
日本もそうならないように手を打ちたい、というのが日本政府の想いでしょう。

IR法が制定された当時は東京オリンピック開催までにはカジノなどの統合リゾート施設の開設をする予定でしたが、今のスケジュールでは東京オリンピックには間に合わないです。
なので、オリンピックが終わった後の2025年くらいになるのではないかと予想しています。

IR開設のメリット・デメリット

IRのメリットは
・海外の観光客からのカジノの売り上げ
・MICE(国際的な会議場など)や宿泊施設での売り上げ
・雇用の増加
・税収の増加
などが期待されています。

カジノなどのIR開設にはデメリットや懸念事項もあります。
・カジノによる治安の悪化、ギャンブル依存の増加
・カジノは海外ではなく国内の利用者がメインになりそう
・カジノのノウハウを取り入れることによる海外企業の参入
・カジノはオワコン(終わったコンテンツ)だから、あまり期待できない

懸念事項については、有識者の間でも意見が分かれていて、賛否両論ある状態です。
今後、カジノ法案を推進していくうえで、どの方向に進んでいくのか、に注目が集まっています。